昨日納車した日産モコは、スズキのMRワゴンが「種車」です。
意匠を変更し、日産の香りを出して区別しています。
2010_11250001
2010_08170001
外観上は、フロントグリル、ヘッドライト、バンパーなどが
違いますが、ご覧のようにサイドはまったく同一です。

内装の相違点は、ステアリングのマークとトリム色ぐらいでしょうか。
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2010_08170003

基本は同一車種と言うことがお解かりになると思います。
ゆえに、基本コンポーネンツ、シャシーやエンジンもまったく
同一です。



このOEMについて、例えば日産のADバンは。。。
マツダのファミリアバン、三菱のリベロバン、確か
富士重工にもレオーネバンとして採用されてました。

低価格車や商用車に於いて、このOEMはコスト、
信頼性などに有効な手段であると思います。

例えば、以前日産のバネットバンの噴射ポンプの整備で、
リビルト品(再生品)を探していたのですが、どこにも
在庫がありませんでした。
しかし、この車両はマツダのボンゴバンが種車です。

日産の品番で検索しても、在庫がなかったので、この
噴射ポンプを作っているメーカーの品番で検索すると
ありました。
元は同じクルマですから、共通部品なんです。

このモコとMRワゴンに於いても、ほんの一部分の変更
ですから、ほとんどが中古部品で探せるわけです。

マイスターでの中古車販売の基本は。。。
普通車なら、トヨタ:日産を勧めて、軽自動車ならスズキを
勧めてます。

トヨタ:日産なら親しい整備のフロントがいますし、
スズキは代理店ですからね。(笑)
大きなトラブルもなく走り、整備部品の金額も比較的安い、
すなわち信頼性が高く、量産効果で部品が安いんです。

他社もさすが日本車ですから、外車に比べて信頼性は高いのですが、
部品代や工数(作業時間)が高いことがあります。

これまで販売した車両の写真をアルバムにして、お客様に
見ていただいてますが、やはり気づかれます。
「日産とスズキが多いよね」って!(笑)

そんなマイスターの販売車両です。