こんばんは、温品自動車サービス中川です。

 

山口県も梅雨入りしましたが、少し早い気が、、、、 ☂

 

 

少し間があいてしまいましたが、最近の整備です。 

imageダイハツ MAXです。車検でご入庫していただきました。

 

 

走行距離も多く13万Kmを超えていらっしゃいました。「最近、調子が悪いわけではないけど、エンジンの力がない気がする。」とご用命をいただきました。試運転しても、「言われてみればそうかなぁー。」と思う感じで特に異常は感じませんでした。

 

imageスパークプラグを取り外し点検しました。 

 

 

↓ 車はガソリンを燃やして走っています。ガソリンに直接火花を飛ばしているのがこのスパークプラグです。取り外したスパークプラグは電極部分がかなり摩耗していました。あと電極には石化したデポジット(堆積物)が付着しておりました。デポジットはオイルにの燃えカスです。↓

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↓新品のスパークプラグです。新品なので電極部分の隙間(火花ギャップ)も劣化したプラグより狭いです。↓

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※スパークプラグの交換目安はいろいろです。白金、イリジウムプラグなど交換目安10万Kmの長寿命タイプや一般プラグは2万km~3万kmが交換目安です。が、走行距離は目安で、交換時期は実は取り外してみないとわかりません。^^ イリジウム、白金プラグだからすべて長寿命プラグとは限らないし、けっこうややこしいのです。^^

 

 

※ 磨耗したプラグを新品にすると、調子がよくなったのは体感できるのではないかと思います。が、逆にプラグの磨耗を実感できるかといえば難しいと思います。

 

プラグは少しずつ磨耗するので、調子も少しずつ落ちていきます。

 

ガクンと調子が落ちるのであれば実感しやすいのですが、徐々にだと気づきにくいものです。 磨耗が進んで基準値より大きくギャップが開くと、ガクンと性能が落ちる事になりますので、さすがにここまでいけば気づくのですが、、。

 

 

☆車検や定期点検で取り外して点検、交換するのが快適にお車を乗っていただくにはいいと思います。プラグの状態は車検の点検項目(省略できる場合もあり)にあります。、年数経過による出力低下や燃費低下はプラグだけが原因ではありません。今後もメカニックとして、お客様にいいご提案ができればと思います。

 

 

☆交換後は加速がよくなりました。燃費や始動性もよくなると思います。ありがとうございました。

 

 

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↑取り外したスパークプラグです。デポジットがてんこ盛りです。かなりカチカチでした。^^

 

 

 

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