いつもお世話になっております。温品自動車サービス中川です。

 

最近、昼間は暑く感じる時もありますが、夕方は七時過ぎてもまだ暗くなりませんし、涼しくてとても過ごしやすいなと思います。

 

 

 

 

※最近の整備です、エンジンのチェックランプが点灯しているとのことでご入庫です。

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ホンダ ライフです。  ☆

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↑チェックランプ点灯です。

 

・エンジンの調子は悪くないということでした。

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 ↑診断すると やはりO2センサーの故障でした。 

 

ご存じの方も多いと思いますが、チェックランプ点灯と聞くと、我々整備士はこのO2センサーの不具合を思い浮かべます。

 

この故障はどこのメーカーでも実は多いのです。保証期間が延長になったメーカーもあります。

 

O2センサーは一言でいうと、空燃比の状態を判断するという役割をしていますが、性質上、高温になるまで機能できないので、エンジンの暖気運転中も効率よく機能させるために電熱ヒーターが組み込まれています。このヒーター回路がよく断線します。コンピューターは賢くてこの信号をすぐ、キャッチして表示します。この場合は、、ほぼ体感できるエンジン不調はありません。

 

 

 

※お客様にしてみれば、エンジンの警告灯が点灯したまま運転するのは、すごく不安です。 部品は年々劣化するとはいえ、メーカー保証期間を過ぎての故障はできれば避けたいものですね、何とかメーカーさんにいい対策をしていただけたらなと思います。

※ちなみにこのお車は当社で中古車で購入されていて、H16年式でメーカー保証対象外でしたが、当社で購入時に第3者機関の保証に入っていただいていたので、保証修理でできました。 しっかり整備していても突発的に故障することもあります。中古車購入時にはちゃんと保険に加入されている店で購入をお勧めいたします。

 

↓O2センサーはのEXマニホールドの終端近くについてます。

image  ↓触媒の手前にあります。

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 ※O2センサーと書きましたが、診断機にはLAFセンサーとでていました。

  LAFセンサー(ホンダ) 、A/FセンサーはO2センサーと同じ位置についていて役割も同じですが、LAFセンサー、A/Fセンサーは O2センサーより性能がよくなっています。 でも同じ不具合でチェックランプが点灯することがあります。

ここの部品は現場ではO2センサーが代表的な呼び方になっているので最初にO2センサーの故障と書かせていただきました.。

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↑ 左 新品センサー   右 取り外したセンサー