整備工場に於ける、標準的なエンジンオイル交換の手順です。
エンジンオイルはエンジンに於いて、人間の血液と
同様の働きをしています。

と、よく説明します。(笑)

潤滑のみならず、清掃、冷却など高温下で酷使されて
ますから、劣化します。



まず、オイルドレンボルトから「下抜き」しますので、
オイルフィラーキャップを開けたあと、クルマを
リフトアップします。
そして、ドレンボルト下にキャッチタンクを設置します。
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エンジンオイルを抜いている最中に、タイヤの空気圧
調整します。
極端に空気圧が減っている場合、パンクですのでタイヤの
点検をします。
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次に、前輪駆動及び4WD車は、ドライブシャフトブーツ
点検を行います。
こちら側がドライブシャフトブーツ:アウターです。
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車体中心部寄りにインナーブーツがあります。
このブーツが破れていることが、たまに発見されます。
そのままにしておくと、異音が発生しますし、ブーツ内に
封入しているオイルが散乱します。
当然、車検には通りません。
このクルマについては、いつもご入庫頂いてますので、
まったく正常です。
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マフラーのガタや腐食を点検します。
車歴が10年ほどになってますので、錆はありますが、
屋根付き車庫での保管ですので、状況は悪くないです。
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新しいエンジンオイルを入れた後、エンジン廻りにある
ブレーキオイル、冷却水、ウィンドウォッシャー液などの
量を点検・補充します。
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エンジンを始動して、ドレンボルトからの漏れがないか、
最終チェックします。
これをやらずに、エンジンを焼きつかせたところが多々
あります。
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マイスターのエンジンオイル交換メニューです。
日産純正、ターボSMグレードを使用してます。
普通車¥3.000、軽自動車¥2.500です。ご入庫の際は、ご予約願いま~す♪