リヤハブベアリング交換
投稿日時:2012年12月18日 21:36:21
こんばんは、温品自動車サービス中川です。
12月に入りスタッドレスタイヤの交換作業が多くドタバタしております。ここ数日は少し少なくなりましたが、今週末は、また寒くなりそうです。まだ交換されていない方は早めの交換をお勧めいたします。雪道に頼もしいスタッドレスタイヤですが、滑らないという訳ではないので、大雪の日などは状況により車を使わないという判断も必要ですね。
去年は、大雪の日に車でいつもより早めに出勤したのですが、大渋滞で前に進みませんでした。なかなか会社着くことが出来なくて大変な思いをしました、次の日は電車で出勤しました。^^
・最近の整備をご紹介いたします。
↑三菱ミニキャブです。走行時に後ろから異音がするということでご入庫されました。
・原因は右後ろのハブベアリングからの異音とショックアブソーバーからの異音でした。
・、車をお仕事で使っておられて重たい物を後ろに積むことが多いそうです。年数が経てば劣化する箇所ですが、通常より負荷がかかる状態でお車を使用することが多いのでベアリングやショックアブソーバーに負担がかかったのでしょう。
↓最初にショックアブソーバの交換です。 ショックアブソーバーが壊れると乗り心地がぶわぶわしてきます。例えば、何かを乗り越えるような衝撃が加わるといつまでも揺れ続けるようになってしまいます。あと異音がでたり、コーナリング時の傾きが大きくなったりします。(けっこう乗り心地は悪いです、、、)
↑交換前
↑交換後
↑(左)新品ショックアブソーバー (右)古いショックアブソーバー
☆後ろ側のショックアブソーバーは左右2本交換させていただきました。
次にリヤの右側ハブベアリングの交換です。、手で回転させても異音が確認できました。
←このタイプのベアリングは、まずブレーキドラムを外し、アクスルシャフトをスライディングハンマーを使い車両より抜きます。
↑シャフトが抜けました。ベアリングをシャフトより外します。シャフトにリテーナが圧着してあるのでここから少し時間がかかります。ディスクグラインダ削って取り外します。
←新品のベアリングとリテーナを組み付けました。油圧プレスでゆっくり圧入します。
☆車両に組み付けるときはデフオイルのオイルシールなど新品に交換します。(写真が少なくわかりづらいですが、、申し訳ありませんm(_ _) m )
☆修理後は異音も消え、乗り心地もよく、快適でした。これで安心です。
☆今年もあと少しです。師走はどこも忙しいようです。年末年始のお出かけに向けてタイヤ交換、オイル交換などなど、整備、販売お任せください。
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