エンジン掛からない(暗電流の話)
投稿日時:2016年02月26日 13:01:44
どうもどうも 石川自動車 石川です
いつもご覧いただきありがとうございます
寒くなったり暖かくなったりと、いよいよ春が近づいてきてるかなそして花粉が・・・・プロ野球もいよいよオープン戦が始まり、我が阪神タイガースも、今
年は若手が新聞を賑わしているので、なんか楽しみですはたして開幕ダッシュは・・・
さて今回は、「スズキ・パレット(MK21S)」です
作業は、エンジンがかからないとのこと・・・
キーオンにしても、何もつかない・・・バッテリー上がりでした
しかしお客様曰く「半年ほど前にバッテリーを交換したばかり」とのこと
そうなると、単純にバッテリーが駄目ではかたずけられないので、車側に異常がないのか、それともバッテリーが不良品なのか調べないといけません
とりあえず、車が漏電していないか調べます
暗電流は0.01A =10mA
よく言われている車の暗電流の基準値
メーカー、車種、年式
純正バッテリーの容量
イモビライザー、オプションなどで変わりますが
20mA~40mA、最高50mAこれ以上だと何か漏電していると考えられます
ちなみに
暗電流とは
車はイグニッションOFF、つまりキーを抜いた状態でも微小の電流が流れています。
キーレス電波の受信や時計のバックアップに必要だからです。
この電流を暗電流といいます。
例えば暗電流が50mA(0.05A)だとすると、40B-19L(28AH)のバッテリーは、およそ23日の放置で上がる計算になります。
28AH÷0.05A÷24H=23.3日
暗電流の計り方
①エンジンを止め、ボンネットを開けてからドアを閉めてロックし、10分程待ちます。 (ドアロック後しばらくはアクセサリー電源がスタンバイしている為)
②マイナス側端子のナットを緩めます(まだ抜かない)
③車両側のマイナスケーブル端子にテスターのプラスリードを固定し、バッテリー側のマイナス端子に直接テスターのマイナスリードを当てます。
④両方のリードが外れないように、そーっと②で緩めたマイナス側端子を抜くと暗電流値が出ます。
(外れると時計などのメモリーが消えます)
ついでにオルタネーター(発電機)も簡易チェックしておきましたが以上はありませんでした。
では、バッテリが不良品なのかと考えていたところ、お客様の子供が、そう
いえば、探し物があったのでルームランプを付けてそのままにしていたかもとの
こと・・・スイッチを見るとONにはじめからここを見ておけばよかった・・・
以上終了です
この度のご入庫ありがとうございました
何事も、簡単なところからの基本にかえる良い勉強になりました