タクシー乗務員のお客様から、知り合いがパンクしたので
来て欲しいと連絡がありました。

パンク修理セット、簡易油圧ジャッキ、エアゲージ、小型タンク
などを社用車に積み込んで、現地に向かいました。

タイヤの横(サイドウォール)が切れてましたので、修理不可
でしたので、近くのブリヂストンのショップを紹介しました。
古いクルマで、マイスターで在庫してないサイズのタイヤでした。

とりあえず、スペアタイヤに交換しました。
車検は今年の3月に受けたばかりです。

このスペアタイヤですがね。
規定空気圧でないものが大半なんですよね。
通常は4.2キロなんですが、1.3キロ程度しか入ってませんでした。

車検(24ヶ月定期点検)時の定期点検記録簿には。。。。。
スペアタイヤの空気圧のチェック項目があるんですよね。

忘れてたのか、忙しくて省いたのか、面倒だったのか知りませんが、
指定及び認証整備工場がそんなことしてたらいけませんよね。

この事を、ご主人や友達にも必ず言って廻ってねって、言いました。
だって山中でパンクした場合、どうしますか?
一応、ユーザーの管理責任はありますが、整備記録簿に請け負った
整備工場なりディーラーなりの「印」を押しているわけですから、
何かあれば、過失責任は免れなくなるわけです。

みなさんも、車検に出される場合は、このことを思い出して、
車検工場に言ってくださいね!
「スペアタイヤの空気圧は見てるのか?」ってね。
ホントはしてない方が、おかしいのだけれどね。
車検基本料金からマイナスにされても可笑しくない事案です。
してないのなら、その記録簿に記載されて、そこにチェックを
入れていたら「詐欺」ですもんね。

新規入庫などで、そんな車輌が多々見受けられますので、わたしの
業界の「恥じ」なんですが、あえて問題提起しました。