”離岸流”の続きです

 ※ちょっと長文になりますm(__)m

 

では、「なぜ離岸流が発生するのか?」 説明します!
 
 
■離岸流が発生するしくみ■
通常、波は「寄せては返す」という、繰り返す動きをしていますよね
それは、海岸に向かって強い風が吹くと、海の水は波によって沖から海岸に打ち寄せられます
そうすると、水はどんどん岸に貯まってしまって、どこかで沖に戻らなければなりません
その通り道が”離岸流”なんです
 
波が岸に当たると、そのまま沖に戻っていきますが、押し寄せた波が岸に沿って横に進み、
一点に集中する箇所があります
その集まった波が岸から沖に向かって、早く流れるようです

そのスピードはとても速く、逆らって岸まで泳ぐのは、一流の水泳選手でも大変難しい・・・
ただし、前回に言ったように、”横向きに泳げば”一般の人でも比較的簡単に抜け出せることができます
そんな『離岸流』の幅は、だいたい10~30m程度
つまり、そこを抜けて、沖に流されなくなったら、岸に向かって泳いでいけば岸へ無事帰ることができます!
 
 
■対処方法■
(さて、問題です!)
遊泳中に離岸流に流されてしまったら・・・
 
①流れに逆らって岸に向かって泳ぐ
②そのまま流されて沖で救助を待つ
③岸と並行に泳ぎ、流れの外に出てから、救助を待つ
 
さて、どれでしょうか??
 
 
答えは、③です
 
 
①は×です。
絶対にしてはいけません
体力だけが消耗されて、どんどん沖へ流されるだけです
 
②ですが、
実は、これはあまり良くない対処方法なんですね
離岸流は、横の幅は10~30mですが、長さは70~100mを超えるといわれています
なので、じっとしていて救助を待っていると、遠い沖まで流されてしまいます

離岸流は、長さが70~100mになるので、どこまでも沖まで流せれてしまいますので危険です。
波に逆らって泳ぐことはとても困難です。
「岸と平行(横)に泳ぐ」ことが大切です!

 


■離岸流が特に発生しやすい場所■image

 

■離岸流の見分ける方法!■  大事!!
・海岸にゴミが集まっている所!(波が1つに集まっている所だから、ゴミが溜まってくる)
・波が変形している所、波が無い所!(波がかき消されている箇所がある)

 

そこが「離岸流」と決めつけてもいいでしょう!

注意してよく観察してみると、見つかりますよ! 事前に発見!!

 
 
【その他】
 
カレント(離岸流)の種類
●リーフカレント
「離岸流」のことです
沖に流されていると感じたら砂浜に向かって泳がず、砂浜と平行に泳ぎ、
リーフカレントを抜けてから一番近い陸地を目指してください
●ダウンカレント
海底に向かって流れる潮流のことを言います
急に深くなった落ち込みに発生しやすく、
この流れにより海底に引き込まれるため、当然注意が必要です
あまり沖の深い方には行かないことです
 
 
 
大阪市 中央区 車検 池田自動車のHP
http://www.ikedacar.com/