メーカー指定とアフターマーケット
投稿日時:2011年01月27日 11:02:03
板金が仕上がったので、T社の1BOXを本日納車しました。
しばらくすると戻ってこられたんです。
「なんかエンジンから異音がするから見てください」って。
確かに、若干始動の悪いクルマだなぁとは思ってましたが、
オイルチェックランプも点灯してるんです。
納車時には点灯してなく、異音もしてませんでした。
前回オイル交換はスタンドで行ってます。
それから4.000キロの走行。
その前は、マイスターでかなりの回数行なっているんですが、
年間走行距離が2万キロですので、ハードユーザーさんです。
平均すると9.000キロごとでしょうか。
少々スパンが長いですね。
マイスターでは5.000キロごとの交換をお勧めし、そして
DMで年に4回ご案内しております。
しかし、ボンネット内に貼ってあるメーカー指定は15.000キロ
なんですよね。
こりゃ長すぎるだろうと思いました。
そこでT社のお客様相談室へ問い合わせました。(笑)
シビアコンディションの場合は、半分の7.500キロでお願い
していると言う事です。
そのシビアコンディションとは?
A:悪路(凹凸路、砂砂利、雪道、未舗装路)
B:走行距離が多い
C:山道、登降坂路の頻繁な走行
D:短距離走行の繰り返し
E:高地走行が多い(標高2.000m以上の高地)
なんです。
これは、ボンネット内のステッカーには表示してなく、保証書
(メンテナンスノート)に記載されています。
なんだか、保険の分厚い規約みたいですね。(笑)
誰も読みません。
エンジンオイルの交換サイクルは、B規定には入らず適用は
A:C:D:Eなんです。
ですから15.000キロサイクルになります。
このエンジンを取り扱ってるディーラーに聞いたところ。。。
同じ症状が頻発してるらしいのです。
やはり、オイルラインにスラッジ(ゴミ)が詰まって、
チェーンテンショナーやガイドに不具合が出て、異音を発する
らしいのです。
少し前に別れた彼女のクルマも同じ症状が、一度出ました。
今後同じ現象になるだろうなぁ~(爆!)
冗談はさて置き。。。
オイルプレッシャーランプ点灯→オイル量は正常=プレッシャー
(正常な圧力がかかっていない)=焼き付きなどの異常
といった方程式が成り立ちます。
オイルプレッシャースウィッチ自体の異常も考えられますが、
それよりエンジンオイルの交換サイクルによることが、大きな
ファクターではないかと考えています。
2台あるダイアグテスター(自己診断コンピューター)で
チェックしましたが、エンジンチェックランプではないので、
回答が出ないんですよね。
ここからは経験則と知識がカギとなってきます。
T社さんにも、もう一度オイル交換サイクルも見直しをすると、
クレームによるディーラーさんへの負担も減るのではないか?
と伝えました。
メーカー指定とアフターマーケットの情報共有の重要性を
各組立てメーカーさんに認識してもらいたいのです。
部品メーカーに在職中、膨大な市場クレームの振分けしてました
から、その重要性は誰よりも認識しているつもりなんです。
メーカー、部品メーカー、そしてディーラーや整備工場の一連の
流れで、正しい認識があれば、かなりのコストダウンが図れます。
無駄なクレームを減らすだけでも、天文学的なコストダウンに
なるはずなんです。
もしメーカーさんが見てたら、ご指導しまっせ!(爆!)
今回は、エンジンを降ろして、オーバーホールになりそうです。
かなりの費用が発生しそうです。
しかし、これまでに溜まったスラッジをすべて出すことは、
不可能に近いのです。
また同じ症状の発生の可能性も「0」ではありません。
そう考えると、重傷なんですよね。
お客様にもすべて伝えてますが、改めてエンジンオイル交換の
重要性を認識しました。
しばらくすると戻ってこられたんです。
「なんかエンジンから異音がするから見てください」って。
確かに、若干始動の悪いクルマだなぁとは思ってましたが、
オイルチェックランプも点灯してるんです。
納車時には点灯してなく、異音もしてませんでした。
前回オイル交換はスタンドで行ってます。
それから4.000キロの走行。
その前は、マイスターでかなりの回数行なっているんですが、
年間走行距離が2万キロですので、ハードユーザーさんです。
平均すると9.000キロごとでしょうか。
少々スパンが長いですね。
マイスターでは5.000キロごとの交換をお勧めし、そして
DMで年に4回ご案内しております。
しかし、ボンネット内に貼ってあるメーカー指定は15.000キロ
なんですよね。
こりゃ長すぎるだろうと思いました。
そこでT社のお客様相談室へ問い合わせました。(笑)
シビアコンディションの場合は、半分の7.500キロでお願い
していると言う事です。
そのシビアコンディションとは?
A:悪路(凹凸路、砂砂利、雪道、未舗装路)
B:走行距離が多い
C:山道、登降坂路の頻繁な走行
D:短距離走行の繰り返し
E:高地走行が多い(標高2.000m以上の高地)
なんです。
これは、ボンネット内のステッカーには表示してなく、保証書
(メンテナンスノート)に記載されています。
なんだか、保険の分厚い規約みたいですね。(笑)
誰も読みません。
エンジンオイルの交換サイクルは、B規定には入らず適用は
A:C:D:Eなんです。
ですから15.000キロサイクルになります。
このエンジンを取り扱ってるディーラーに聞いたところ。。。
同じ症状が頻発してるらしいのです。
やはり、オイルラインにスラッジ(ゴミ)が詰まって、
チェーンテンショナーやガイドに不具合が出て、異音を発する
らしいのです。
少し前に別れた彼女のクルマも同じ症状が、一度出ました。
今後同じ現象になるだろうなぁ~(爆!)
冗談はさて置き。。。
オイルプレッシャーランプ点灯→オイル量は正常=プレッシャー
(正常な圧力がかかっていない)=焼き付きなどの異常
といった方程式が成り立ちます。
オイルプレッシャースウィッチ自体の異常も考えられますが、
それよりエンジンオイルの交換サイクルによることが、大きな
ファクターではないかと考えています。
2台あるダイアグテスター(自己診断コンピューター)で
チェックしましたが、エンジンチェックランプではないので、
回答が出ないんですよね。
ここからは経験則と知識がカギとなってきます。
T社さんにも、もう一度オイル交換サイクルも見直しをすると、
クレームによるディーラーさんへの負担も減るのではないか?
と伝えました。
メーカー指定とアフターマーケットの情報共有の重要性を
各組立てメーカーさんに認識してもらいたいのです。
部品メーカーに在職中、膨大な市場クレームの振分けしてました
から、その重要性は誰よりも認識しているつもりなんです。
メーカー、部品メーカー、そしてディーラーや整備工場の一連の
流れで、正しい認識があれば、かなりのコストダウンが図れます。
無駄なクレームを減らすだけでも、天文学的なコストダウンに
なるはずなんです。
もしメーカーさんが見てたら、ご指導しまっせ!(爆!)
今回は、エンジンを降ろして、オーバーホールになりそうです。
かなりの費用が発生しそうです。
しかし、これまでに溜まったスラッジをすべて出すことは、
不可能に近いのです。
また同じ症状の発生の可能性も「0」ではありません。
そう考えると、重傷なんですよね。
お客様にもすべて伝えてますが、改めてエンジンオイル交換の
重要性を認識しました。