嗚呼、雨だ
桜、散ってしまうのか?


あんなに一生懸命、咲き誇る桜をみて
嗚咽というか、涙が止まらないくらい感動してしまったという話を聞いてしまって
ボクまで涙してしまいました


皆さんも桜の花をみて、「あと何回見ることが出来るんだろう」なんて考えたりすることありますか?


桜は、「一年過ぎた」という象徴です
冬を越えて、暖かくなって、桜を見ると、なんとか峠を越えた、というか、ほっとするのでしょうか


「咲く」+接尾語「ら」から来ているそうです
今風にいうと、「咲くやつら」ですかね
さくらは古来より、咲く花の代表であったからでしょうか
 

日本人は、桜を見て単に視覚的な美しさだけを感じるでのはありませんよね
寒さを耐え抜く健気さ、散ると知っても咲く、むしろ散るために咲くはかなさ
そして最後は、燃え尽きたように散っていくせつなさ、そうした感情を花に映して
見るから、単に美しい以上のものを感じるのでしょう
たくさん咲いて、あっという間に、たんさん散ってゆく
同じ花びらを二度と咲さすことはないのです
来年の春になれば・・・、そんな気持ちにさせてくれます

 

千代の歌人たちは、桜をみて涙を流したといいます
その涙の意味が分かることは
日本人であることを嬉しく思うことの1つだと、ボクは思います

 

最近は、海外の方もたくさん見受けられますね
外国人の方々も日本の桜の美しさはよく知っています
桜の季節が気候も彩りもいかに素晴らしいかを話すと、みなさん「ホンモノガミタイ」と口を揃えます
毎年間違いなく、当たり前に桜が見れることは幸せなことですね

 

嗚呼、幸せすぎると涙するのは本当のようです