保険会社の担当者兼お客様(笑)が、集金に来店されました。

「最近ですね、任意保険の加入率が50%ぐらいなんですよ」
「そんなバカな」
「ホントですって。データもあるんですよ!」

はっきり言って、半信半疑でした。
マイスターのお客様で、未加入者は絶対いませんから。
事故があると、保険会社からすぐに連絡がくるし、故障の場合
でも保険会社のロードサービスが来ることが多いんです。

今日、マイスターの外注先の板金工場へ行ったところ、その
話題になって、やはり別の保険会社も口を揃えて50%だと
言うらしいのです。

マイスターの営業エリアは、大手自動車メーカーや公務員の
方が特に多く、任意保険加入は当然の義務として見られてる
のが、加入率100%に繋がっていることと思います。

紹介であっても、任意保険未加入なら入庫は拒否しますから、
マイスターのお客様も自然に加入率100%になることと
思います。

経済状況が厳しい折、解約される方がいらっしゃるかも
しれませんが、最小限度の対人3.000万円と対物100万円に
免責3万円なり5万円なり付与すれば、毎月3.000円前後で
加入出来る場合もあります。

また、このような状況ですので、任意保険に加入されてる皆様も
自己防衛の為に<車対車=車両保険のエコノミー>に加入を
保険会社が進めているそうです。

自動車を所有するには、大きな金額が必要です。
大手バス会社や運輸会社、そして役所の一部は任意保険に入って
いません。
もし事故を起こしても、保険金の支払いより現金で払った方が
安くなるためです。
当然そのような出来事の際にも、支払能力があることが前提条件
なんですがね。

翻って、個人ではそのような能力(財力)をお持ちの方は、ごく
少数です。
だから最小限でもいいので、任意保険に加入してください!
もしトラブルを起こしたとき、弁護士特約もありますし、事故の
示談がスムースに行なわれます。
しかし、個人でとなると、長期間に渡る交渉プラス、すべて対物に
於いては自己負担です。

少し前にも、マイスターの代車でお客様が追突し、相手方のクルマが
全損になりました。
時価計算で97万円もの負担でしたが、免責3万円で終了しました。

そんな場合、100万円をポンと出すより、保険で示談する方が
いいに決まってます。
それだけ、クルマを運転するってことは責任がついて周る訳です。

もし任意保険を払えない場合。
クルマを処分し、公共交通機関や自転車での移動をお勧めします。

もし被害者が、小さな子供だった場合。。。
考えるだけで居た堪れなくなります。
決してお金で解決はしませんが、もし支出出来なかったら。。。
人生の地獄となるでしょう。