来年から再来年にかけて、ようやく設備機器のリースが
終わります。
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開業初年度は、中古のリフトとコンプレッサーを導入し、
その後、オートマテックオイルチェンジャー、サイド
スリップテスター、ヘッドライトテスター、2機の
新品リフト、フロン回収機、車両診断コンピューターなど
整備に関わる機械工具類、レーザープリンターやLED看板など、
営業に関わる設備類など、一応の認証整備工場としての体裁を、
リース契約によって整えてきました。
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それらが一気に終わります。
リース契約が終了してからが、本当の稼ぎになります♪
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しかしですね、10年がかりですから、結構しんどいものが
ありました。
タイヤチェンジャー&バランサーは、数社の営業攻勢で(笑)、
価格が見る見るうちに下落し、こちらは若干ムリして現金で
購入しました。
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数ヶ月で工場の裏のスペースが廃タイヤ百数十本で埋まります
から、この機器は十分に元を取ってます。

「先憂後楽」

これからは、機械類の更新が始まります。
まずは、排気ガステスターが中古のままですので、これが更新の
対象になりそうです。
最近、測定値がイマイチ不安定ですから、測定時間がかかって
きました。
次にサイドスリップテスターでしょう。
こちらも、車検ごとに酷使してますので、測定時に不安があります。
いまのところ、この2つは若干の不安がありながらも、誤作動は
していないのですが、他の機器に比べ経年劣化を感じます。

あとの設備は、定期的なケミカル交換や整備をしていますから、
今後10年ばかりは大丈夫でしょう。
スタッフが、だいたい3ヵ月ごとに大掛かりに点検整備してくれて
ますから、導入当初の性能を発揮しています。
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今後の設備導入に関しては、リースではなく買取で対応する予定です。
まさに「先憂後楽」です。

毎月の「ランニングコスト」をいかに抑えるか?
先月第三四半期を終えるにあたり、現状把握のために一覧表を作成
した際に、ここの低減なしには、今後のクルマ社会の変化に対応
できないのではないかと思いました。

マイスターは、ここ数年大きな変化もなく、順調に入庫が続いてます。
しかしこれからは、少子高齢化による経済の低迷、クルマ離れ、
電気自動車の普及による入庫の減少など、5年から10年スパンで
カーライフシーンを見ていくと、決して整備工場にとっては好ましい
状況ではありません。

更なる入庫促進策により、伸ばしていくことも肝要ですが、万が一の
入庫減少による経営状況の変化を考えると、毎月のランニングコストの
低減なしに、乗り越えることはできないでしょう。

「選択と集中」により、更に強い体質を作っていくのが、わたしの
舵取りだと感じています。