R30スカイライン:RSターボです。
エアコンの修理です。
昭和57年製のOLD TIMERです。
通産省の「グッドデザイン賞」を初めて自動車で受賞した
クルマでもあります。
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エンジンはFJ20DET
並列4気筒16バルブDOHC、シングルターボ、
出力はグロスで190馬力でした。
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1気筒あたり4バルブは、GT-Rの再来かっ!と騒がれ
ましたが、後々のR32型までGT-Rの名前は封印されてました。
ちなみに、平成60年デビューのR31型では旧GT-Rと同じ6気筒の
DOHCも復活したのですが、専用ボディーでもエンジンでもなかったので
GTSとしました。
レギュレーション確保のために、大型タービンを搭載した800台
限定の車両はGTS-Rと命名されました。
あくまでGT-Rは「無敵」の性能が要求されていたのです。
このRSターボはシルエットフォーミュラー(レース)にも使われ
ましたが、ベースはナント!「漁船エンジン」です!

日産の「漁船エンジン」シリーズ?は、この他にも
LD28というディーゼルエンジンもそうでした。
耐久性は高かったです。
チカラは強いのですが、なにせ騒音が・・・(笑)
その後に発売された、乗用エンジンベースのRD28は
トラブル続きでした。

インパネのメーター類はすべて水平指針でした。
エンジンオフの時には、すべて0を水平で指すように
工夫されてました。
確かR33まで続いたのかな?
現行スカイラインまでは継承されてません。
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後ろ姿はあの当時ではハイデッキスタイルで斬新さを
感じさせたものでしたね。
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実は、わたしも6気筒のGTですが、後期型に乗ってました。
もう20年以上前になります。
あの当時の美しくも優しい彼女たちは・・・

いいオバサンだろうね!
人のこと言えないか・・・(爆!)