今年は久しぶりに酷暑と言われるほどの暑さです。

自動車はご存じの通り動くためには燃料を燃やしその力で走りますが、燃やしたエネルギーを全部走るためには使えないため熱として捨てています。

その余った熱は冷却水を使ってラジエーターから大気中に捨てています。

 

そのため自動車というのは本来まわりが冷たい方がありがたいわけです。

冷たければ効率よく熱を捨てることができるのです。

捨てることができなければエンジンやそのまわりの部品が熱くなってしまいいろんな不具合が発生します。

今年のような暑さの場合自動車にとっては効率よく熱を捨てることができずいろんな故障への引き金になりやすいんです。

そのせいか当店でも故障で入ってくるお車の故障が、熱が原因ではないかと思われる故障の比率が高くなっています。

とはいうもののこればっかりはその年の気温によるところが多いので予防とか対策などは限られたものになってしまいますが、最低限、水とオイルとタイヤの空気圧、を気に掛けて居れば少しは故障リスクを減らすことができるのではないかなと思います。