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スズキ ワゴンR ソリオです。数回エンジンがストップしました。とのことで入庫です。

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インパネのエンジンチェックランプが点灯しています。O2センサーの不良の可能性が高いと思われます。診断機に接続して確認。やはりO2センサーの不良です。O2センサーの役割はその名の通り、酸素の濃度を検知しているセンサーの一つです。エキマニ内を流れる排気ガスの酸素濃度を計測し、エンジンコントロールユニット(ECU)に信号を送ります。ECUは排気ガスの残留酸素濃度から燃焼状況を分析し、空気とガソリンの混合比を調整しながら常にエンジンの燃焼状態が理論上の理想空燃費と言われる空気とガソリンの比率が1対14.7になるようにコントロールしているのです。02センサーに支障がでるとECUは正しい燃焼状況が把握できず、もしくは誤った情報によりガソリンが濃くなったり薄くなったりして空燃費が崩れてしまいます。今回も、空燃費が定まらずアイドリング時にエンジンがストップしたようです。