先月は6台の車両を販売致しました。
そして、今月確定しているのが2台とハイペースです。

マイスターで販売したクルマは、結構「類似系」なんです。
並べてみたり、販売したクルマの写真を見ていると、あまり
面白くはないかもしれません。

マニア系であっても、量販車とエンジンは同じなんです。
これは、やはり整備工場だからでしょう。
評判のよろしくないエンジンを搭載したクルマは売らない
のです。

そこのところから、お客様と一緒に勉強しながら、商談が
スタートします。
やはり修理が嵩む、すなわちお金がかかり、不安なクルマ
には乗りたくありませんもんね。
中古車とは言え、大きな出費ですから。
ですから、みなさんの満足度「快適だよ」って言葉をよく
かけて頂いてます。
同一車種であっても、いいエンジンと悪いエンジンがあったり
しますので、そこはわたしらにお任せとなったりします。

例えば、ワゴンRを例にとります。
image

このカタチの前期型には、MC11SとMC21Sという、同じ
ボディーで2種類のエンジンが存在します。
MC11Sは、ターボ付きですが、設計が古いエンジンです。
(F6Aエンジン)
もちろんタイミングベルト仕様です。
そしてMC21Sのエンジンは、基本的にこのクルマから大量採用
されています。(K6Aエンジン)
画像のクルマは耐久性の高いタミングチェーンのMC22Sです。
マイスターではMC11Sは販売しません。
この年式だとアルトも同じような展開になってます。

そして平成15年にモデルチェンジしたMH21Sです。
image

K6Aエンジンは基本的に耐久性が高く、信頼性のあるエンジンですが、
MC22Sのバージョンは、クーラーベルトが鳴く欠点がありました。
このMH21Sから改良していますから、ほぼ合格と言っていいでしょう。
5.000キロごとの定期的なオイル交換で、ほぼ快適に使用する
ことができます。
たまになんですが、エアフローメーター廻りのトラブルがありますが、
エンジン本体のトラブルは少ないです。
完成型と言っても過言ではないでしょう。

この形式のエブリーも、この形からMH21Sと同じ改良型が
搭載されてます。
image

 

クルマを購入する場合、やはりスタイルとか装備とか色とか
主観的なモノから購入の意思決定をすることが大半だと
思います。

新車であれば、国産車だと5年の保証期間がありますので、
まあ安心かと思いますが、中古車だと平成18年以前で
あれば、「えっ?」と思うエンジンのクルマもあります。
長く安心して乗って頂く為に、どうしてもメーカーやエンジンに
こだわってしまいます。