こんばんは、工場長の岡嶋です。

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これは4トントラックエンジンの右バンク側にあるターボの写真です

排気のハウジングと呼ばれる所がパックリ割れています

ドライバーさんの話ですが、わだちを越えた瞬間にガツーンと言う衝撃の

後にすごい爆音がしたとのことで市内から10km程ある私の工場に持ち込まれ

ました一番びっくりしたのはこれでよく火事にならなくて済んだ事です。

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この部分はエンジン内部で燃焼された排気ガスが通過しタービンを回して

いるので、ダイレクトに燃焼ガスが通ります排気温度がだいたいですが

500~800度くらいになっているわけで、近くに燃える物がなくてほんとに良かった

です。原因はわだちに乗り上げた時にマフラーのタイコ部分が持ち上げ

られこのハウジングに力がかかり割れたようです。ある程度は力を分散させる

ブラケットやフランジと言った部品があるのですがそれもすべて壊れており

いかに強い衝撃があったか一目瞭然でした

それにしても本当に事故がなくて良かったです。